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ハンセン病家族訴訟についての支援決議

 

現在、熊本地方裁判所で行われているハンセン病家族訴訟は、国のハンセン病隔離政策によって、ハンセン病患者・元患者の家族らが社会内で直接・間接に深刻な差別と偏見にさらされ、人生のあらゆる局面で様々な被害を受けてきたとして、国に対し、謝罪と損害賠償を求める訴訟である。

 この訴訟では、隔離政策を貫徹するために、ハンセン病を恐ろしい伝染病であるとして、無らい県運動を推進し、家族全体を地域から排除し、更には、「未感染児童」等として家族をも監視対象としてきた国の加害責任が厳しく問われるとともに、患者・家族を地域社会や学校現場から排除してきた社会の側の責任が問われている。

 私たちハンセン病市民学会は、この家族訴訟において語られる原告一人ひとりの訴えに謙虚に耳を傾けるとともに、この訴訟が、たんに家族らの被害回復を図るだけでなく、今なお根強く残るハンセン病に対する差別・偏見を一掃するうえで、極めて重要な意義を有していることを改めて確認し、裁判の全面勝訴に向けて、全力で支援することを決議する。

                       2017520

                        ハンセン病市民学会

 

 

家族訴訟の現状と市民学会の責務

 

共同代表 德田靖之

 

 

 昨年2月15日と3月29日の2回にわたって,568名の原告によって,熊本地方裁判所に提起されたハンセン病家族訴訟は,これまでに2回の弁論が開かれ,来たる3月3日には,第3回口頭弁論が予定されている。

 これまでの審理で明らかになったのは,国の背信的とも言うべき応訴態度である。

 国は,その答弁書において,「らい予防法」は,患者の家族を標的にはしておらず,国の隔離政策によって,家族に法的保護に値する被害が生じたとは言えないと主張した。そのうえで,この訴訟においては,15年前に確定した熊本地裁判決を前提とするのかと問うたところ,言を左右にして,明言を避けるという有様である。こうした態度は,控訴を断念して,謝罪した当時の政府や国会の対応を反故にするというべきものである。

 加えて,国は,この家族訴訟の中心的争点となる「無らい県運動」の象徴とも言うべき「黒髪小学校事件」について,熊本というハンセン病について差別・偏見の強い地域において,一部の人間が,時に暴力を用いる等して,住民を巻き込んで起こした例外的な事件であり,他には全く同種事件は起こっていないので,国の隔離政策によって,家族に対する差別や偏見が社会全体に根付いたという事実はないとまで主張するに至っている。

 まさに,歴史的事実を塗り替える妄言としか言いようがない。こうした国の対応に怒りを感じながら私が思うのは,このような国の基本姿勢は,「ハンセン病問題は終わった」とする世論の動向と決して無関係ではないということだ。

ハンセン病患者の家族を排除した地域社会の責任が問われているこの訴訟に対して,その裁かれる側の社会がこれ程までに無反応だという現状を私たちはどう理解すればいいのだろうか。

 一方で私たち弁護団では今,原告お一人お一人から,その被害を聞き取る陳述書作りを進めている。

 何十年にも及ぶ封印を解いて,語られ始めた,苦難の日々を目のあたりにして,私たちは,言葉を失い,立ちすくんでいる。

 こうした状況において,ハンセン病市民学会は,何をなすべきであろうか。市民学会は,ハンセン病問題を自らの生き方の問題として捉えるところから出発した。家族訴訟が進められているということを地域に伝え,支援の声を上げることこそが,今,市民学会に参加する一人一人に問われているのではないだろうか。

                (ハンセン病市民学会ニュース№22 巻頭言より)

 

 

ハンセン病家族訴訟に対する署名運動

ハンセン病家族訴訟                   

公正な判決を求める要請署名

 

熊本地方裁判所第2民事部 御中

 

 ハンセン病患者は、国による絶対隔離政策により、療養所に隔離され厳しい差別を受けてきましたが、その政策は、家族たちをも差別の渦中におとしいれ、家族たちもまた偏見差別にさらされてきました。家族は社会内で暮らすゆえに、隔離されている患者本人より過酷なものとなることもありました。偏見差別を受けることをおそれ、患者家族の事を絶対的な秘密として抱えながら生きることを強いられ、ハンセン病患者の家族たちも人生被害を被ってきました。2001年5月の熊本判決により国のハンセン病患者に対する隔離政策は断罪されましたが、家族への国の謝罪はなされず、未だに被害回復がなされていません。

 2016年2月15日に第1陣59名、同年3月29日に第2陣509名が熊本地方裁判所に提訴し、国に対して家族たちの被害に対する損害賠償と謝罪広告を求めて、現在闘っています。裁判所がこのような家族の被害と向き合い、その訴えに耳を傾け、適切かつ迅速な審理の上、原告たちの受けた人生被害を認め、公正な判決を出されるよう強く要請します。

 

  

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 住 所

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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ハンセン病家族訴訟弁護団ホームページ  https://hansen-kazoku-sosyou.jimdo.com/

 

ハンセン病家族訴訟応援団facebook   https://www.facebook.com/familysupporter/?fref=ts

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